こんにちは。
今回は第2子の妊娠とその後流産したお話を書きたいと思います。
ちなみに、第2子を流産した後、再び授かることができ、現在は元気な2人のママをやっています!
流産した経験はとても辛いものでしたが、体験談としてどなたかの参考になれば幸いです。
流産が分かったタイミング・予兆や痛みはあった?
私が稽留流産と診断されたのは妊娠検査薬で陽性反応が出てから約1か月半を過ぎたころでした。
産院で胎嚢が確認でき、赤ちゃんの心拍が確認できる前の妊娠初期でした。
そろそろ心拍が確認できても良いなという頃に、健診でなかなか確認できずにいました。
そんな矢先、突然体調を崩しました。
①夜中に全身が痒くなり、朝起きると体中に蕁麻疹が出ていた
②急に胃の調子が悪くなり、立って歩けないほどの胃痛に襲われた
③ブルーベリージャムのような出血が出た
上記は流産と直接関係があるか分かりませんが、妊娠によるホルモンバランスの変化や日頃のストレス、疲れなど色んな原因が重なって、急に体調を崩しました。
出血が心配だったので、体調が悪い中で産院に念のため行ったところ、胎嚢は確認でき、初期の出血は珍しくないとのことでまた2週間後に診てもらうことになりました。
そして2週間後の診察にて、稽留流産と診断されました。
胎児は死亡しているが、まだ、出血・腹痛などの症状がない場合。 自覚症状がないため、医療機関の診察で初めて確認されます。治療として、入院して子宮内容除去手術を行う場合と、外来で経過を見て自然排出を期待する場合があります。医師の判断や患者さんの希望によりどちらかを選択します。日本産婦人科協会HPより
その頃は出血も落ち着いていて、これまでもずっと特に痛みはありませんでした。
しかし、なんとなくお腹の中に赤ちゃんがいないような気がしていて…。あくまで予感でしかありませんが。診断を受けたとき、正直あまり驚かず、やっぱり予感が当たったかぁ…と思いました。
そして、5日後に手術をすることになりました。
自宅へ戻り、夫と息子に流産のことを打ち明けた時は、こらえきれず涙がこぼれました。
その日のエコー写真は今でも大切に保管しています。
どんな手術?痛みや費用は?
私の場合は、手術の前日に入院し、1泊2日で処置をしました。
未経産(お産をしたことがない)および帝王切開で分娩した人は、子宮頚管という子宮の出口部分が全く開いていないので、処置前に子宮頚管を開かせる前処置が必要だそうです。
私は第一子を帝王切開で産んだので、この前処置が必要でした。
前日に入院し前処置を行うことで、安全な手術につながるそうです。
・子宮の入口を広げる処置
…子宮の入口に棒のようなもの(吸湿性頸管拡張剤)やガーゼを入れる処置
前処置は痛そうで不安でしたが、特に痛みはなくホッとしました。
またこのとき、この妊娠での最後のエコー写真ももらいました。
赤ちゃんの姿はありませんが、一緒に頑張ろうねと思いながら大切に保管しました。
・朝食はないため朝9時頃から点滴
・午前中に手術を施行
…手術台に上がり、麻酔を入れ、眠っている間に手術が終わります。手術自体は15~20分くらいのようです。
・手術が終わって2~3時間経過し、異常がなければ退院し飲食もOK
手術室に入って麻酔を入れてから、次に目が覚めた時には術後1時間半くらい経っていて、病室のベッドの上でした。
痛みは少なく、生理のような出血が少しある程度でした。
私の場合、手術・入院費で約3万円でした。(時期や病院により異なる)
…流産の手術は保険適用です。加入していた医療保険も申請できました。
術後の痛みや出血は?
術後の2~3日は軽い痛みと生理のような出血が続き、できるだけ安静に過ごしました。
手術の3日後に再度産院で診察を受け、また2週間後に診てもらって経過観察は終了となります。
出血は、私の場合は手術から2週間程でおさまりました。
ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れからか、頭痛や軽い蕁麻疹が続いていたので、日常生活は普通に過ごしつつ、あまり無理しないよう心掛けました。
次の妊活はいつからできる?
手術から2週間後の診察にて異常なしとなり、無事に通院を終えました!
次の妊娠を考える場合は、2回生理を見送ってからとのことでした。
流産の後は、子宮の内部がきれいになったことで妊娠しやすいという話を友人から聞いていたので、2回の生理を見送ったあと、体調が良ければまた妊娠を考えたいなと思っていました。
術後、生理はいつ来た?
1回目の生理は手術から2か月弱が経った頃にようやく来ました。
たいていの人は、手術から1か月後くらいに来るそうなので遅くて少し心配していました。
量や痛みなどは通常通りで特に変わったことはありませんでした!
2回目の生理は1回目の生理から約1か月後にきました。
そして、そのあとに再び赤ちゃんを授かることができました🌸
おすすめ本・流産での学び
今回は流産の経験を書きました。この経験で、妊娠から出産までは本当に奇跡の連続だなと改めて感じました。
私の場合は第2子の妊娠で流産を経験したので、一人目の息子の存在にとても救われました。当たり前のように感じていた我が子の存在が、とても尊いもので大切だということを第2子ちゃんから気づかされた気がしました。
息子は2歳でちょうどイヤイヤ期が始まったくらいの頃で、私もたまに叱ってしまったりイライラすることもあったのですが、そんな姿もすべて愛おしくなりました。
流産をしたあと、勇気づけられた本があったのでご紹介します🌸
第2子ちゃんが一度お腹に来てくれたことには意味がある。そしてまたお空に戻っていったことにも意味がある。そんな風に思って、きっと良いタイミングを選んでまた会いに来てくれることを信じることにしました☺
不思議とまた会える気がしていて、本当に2回の生理を見送った後すぐにまた来てくれました✨
そして、今回は悪い予感がすることはなく、出産まで無事に迎えられました。
第2子の出産は予定帝王切開でしたので、またブログに書きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!